砂浜海岸からの出艇
今年の冬は例年に比べると暖かい日が多く、相模湾、駿河湾では、まだ防寒着を着込ん
で釣りをした日がありません。このまま春になってしまうのか、2月から急激に冷え込む
のかは分かりませんが、僕としてはあまり寒くないほうが嬉しいですね。
さて、冬でも海況の良い日を見計らって、砂浜海岸から出艇していますが、砂浜海岸と
いえば、僕にとってすでに必須アイテムとなっているのがフロントドーリーです。これが
あるのとないのとでは、出艇と撤収の疲労度がかなり変わります。車から水際まで4〜5
mならいいのですが、10m以上あるときや、砂浜を通る場合には、もうこれなしでは出艇
したくありません。
僕がフロントドーリーとして使っているのは、船外機スタンドにもなるマルチドーリー。インフレータブルボートやFRPボート、そしてアルミボートまで、バウアイやハンドルなどが船首に付いていれば、どんなボートでもほとんど装着することができます。重量も軽いので、1人で出船するときには、ボートに積んでそのまま沖に出てしまいます。
冬は釣り物が少ないながらも、カワハギの肝はパンパンに膨れてまさに食べ頃ですし、アマダイやイズカサゴなどもいまが旬です。荒れることの多い冬の気候ですが、凪の日には、これら冬の美味しい魚を狙いに行こうと思っています。
近藤利紀 記