急速に発達する低気圧
<波伝説より>
平成24年4月2日04時52分 気象庁予報部発表 (見出し)3日は、急速に発達する低気圧の影響で、西日本から北日本にかけて沿岸と海上を中心に非常に強い風が吹き、海は大しけとなるでしょう。暴風や高波に警戒してください。 (本文)[気圧配置など]
3日は低気圧が日本海で急速に発達し、寒冷前線が西日本から北日本を通過する見込みです。4日は、この低気圧が北日本を通過し、強い冬型の気圧配置となるでしょう。
[防災事項]
<暴風・高波>
3日は、西日本から北日本にかけての広い範囲で風が強まり、西日本から北日本にかけての沿岸や海上を中心に、陸上で20メートルを超える非常に強い風が吹き、海上では25メートルに達する見込みです。また、海上は波の高さが6メートルを超える大しけとなるでしょう。
暴風や高波に警戒してください。
4日は北日本では暴風雪となる見込みです。暴風、高波、猛ふぶきによる交通障害に警戒してください。
<大雨>
3日は、低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となるでしょう。このため、西日本から北日本の太平洋側を中心に雷を伴った激しい雨が降り、局地的には非常に激しく降る所があるでしょう。
大雨や融雪による土砂災害、河川の増水、低地の浸水、落雷や突風に注意してください。積雪の多い地域ではなだれに注意してください。
[補足事項]
地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
この情報は「発達する低気圧に関する全般気象情報」を引き継ぐものです。