ＪＪＳＦ Ｒ５＆Ｒ６
---2011全日本シリーズ第５戦レースレポート---
第２、第３、第４戦と調子よく結果を残すことができ、７戦中５戦取りのシリーズ戦なので
愛知蒲郡の第５戦、第６戦と優勝しシリーズチャンピオンを決めたいと思いレースに挑みました。
前回のマシンもあるのですが、今回は１０月に行われるワールドファイナルに向けての海外仕様のマシンで挑みました。
こちらのマシンは足回りも重量もエンジンスペックも違うので、国内のレースで実戦耐久をかけてワールドファイナルに行きたかったので
１からエンジン、足回りをセッティングし、新型のスーパーチャージャーを導入して行きました。
今回の蒲郡は気温、水温ともに非常に高くエンジンにも負担がかかるので、オイルはエルフの高温にも対応できるものをチョイスしました。
レース前日の練習走行でエンジン、足回りをチェックし徐々にスピードを上げていきました。コーナーリング、ストレートともに調子良かったのですが
バックストレートでステアリングワイヤーがいきなり壊れ、対岸の消波ブロックに乗り上げてしまいました。
エンジン、ライダーは大丈夫だったのですが、船体にクラックがあちこちに入ってしまいました。
しかし、あきらめずに夜遅くまでみんなに手伝ってもらい修理をしてもらったおかげで何とか形になりました。
この感謝の気持ちをライディングで返さなければならないので頑張りました。
グリッド予選、スタート出遅れ合流６番手。周回数６周。
あせらず落ち着いてチョイスコースでパスし２周目３番手。
エンジン、足回りともに乗りやすかったので出遅れても何とかなると思いました。
１人１人パスし予選１位でゴール。
決勝、インの１番グリッド。スタート少し出遅れ合流４番手。
すぐに１人パスし３番手。
１２周あるので船体を守りながら走り、前のライダーを２人落ち着いてパスしトップフィニッシュ。
２戦目からの4戦連続優勝。
本当にレースは何が起こるかわからないので、気を引き締めていかなければならないと思いました。
---2011全日本シリーズ第6戦レースレポート---
前日、第5戦の船体のクラッシュの疲労をチェックし、エンジン、スーパーチャージャーは問題なかったのですが
インタークーラーが調子悪かったので交換し挑みました。
マシン、ライダーともに調子よく乗れていたので自信がありました。
今年は国内全戦優勝してそれを持ってワールドファイナルに出場し、ワールドチャンピオンを獲るのが目標だったので、
どんなことがあろうともあきらめず、自分の中の国内最終戦を勝つ気持ちで挑みました。
しかし、今おかれている状況では船体に不安があるので、いたわりながら戦わなければなりませんでした。
グリッド予選、やはり天候もきのうと同じでかなり暑いのでエルフの昨日同様をチョイスし、
念のためＮＥＷオイルに交換しての予選スタート。
アウトグリッドの大外からスタートし2番手。合流4番手。すぐに1人パスし3番手。
落ち着いて走り予選1位。
決勝、低中速があまりよくないので予選と同じアウトグリッド大外をチョイス。
しかし、船体に疲労がかなりきていてフロント部分に3本のクラックが増えていました。
しかし、レースまでに時間がないので応急テープで修理し、後は沈まないよう祈るしかありませんでした。
スタート完璧に決めアウトのホールショット。息を止め、気合でスラロームを完璧に走り合流ホールショット。
こうなれば後は確実に落ち着いて走り、船体をいたわりながら走行し1位でゴール。
第6戦優勝。
5戦、6戦ともに色々ありましたが1戦目は落としましたが何とか皆様の協力のおかげで5戦連続優勝できました。
来年もゼッケン1を背負って皆の目標となるよう頑張りたいと思います。
後はこの結果に満足することなく日々の努力を惜しまず頑張って、マシンもさらにパワーアップし10月の世界大会でワールドチャンピオンを獲りたいと思いますので応援よろしくお願いします。
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